兼六園は石川県金沢市にある日本庭園で、国の特別名勝に指定されています。
            1676年に加賀藩4代藩主・前田綱紀が別荘・蓮池御殿を作り、庭園化したのが始まりです。

見逃せないおすすめスポット5選
            兼六園には徽軫灯籠(ことじとうろう」をはじめ、約30のスポットがあります。
            
            そのうち定番スポットは
            徽軫灯籠、虹橋、霞ヶ池、蓬莱島、唐崎松、眺望台、雁行橋、
            七福神山、日本武尊像(ヤマトタケル像)、根上松、龍石、鶺鴒島、
            山崎山、梅園、時雨亭、瓢池、海石塔、翠滝、夕顔亭、栄螺山、獅子巌、
            虎石、噴水、曲水、辰巳用水の25スポットです。
            その中から、おすすめスポットを五つ紹介します。

1.瓢池(ひさごいけ)
            兼六園で最も古く、昔は蓮池御亭と呼ばれ、兼六園発祥の地でもあります。
            お茶会などが開かれていました。
            瓢池には、大小2つの島があり、園内で2番目に大きな池です。
            前方の翠滝は安永三年につくられました。

2.徽軫灯籠(ことじとうろう)と虹橋
            兼六園の顔で撮影スポットです。
            2本脚の灯篭「徽軫灯籠」、琴の音を調整する琴柱(ことじ)に似てることから、この名前がつけられたそうです。
            手前の橋は虹橋で、別名を琴橋ともいいます。

3.眺望台(ちょうぼうだい)
            兼六園の眺望台からの眺めは兼六園の六勝のうちの一つ「眺望」を味わうことができます。
            多くの観光客にも人気のある撮影スポットです。
            卯辰山、戸室山、医王山が見え、天気の良い日には日本海までも望めるそうです。

4.霞ヶ池(かすみがいけ)
            池の中の島は、蓬莱島といい、不老長寿をあらわしており、また、亀の甲の形をしているので亀甲島ともいいます。

5.時雨亭(しぐれてい)
            兼六園内の別荘にあたる建物で、主に茶の湯に使用されていた「時雨亭」。
            明治期に取り壊されましたが、2000年に復元されました。
            館内は自由に見学でき、本格的な抹茶や茶菓子が食べられる休憩処です。
            一息つくには絶好のスポットです。

住所:〒920-0936  石川県金沢市兼六町1-4
交通アクセス
(1)JR金沢駅からバスで15分 兼六園下から(下車) 
(2)JR兼六園から車で10分 
(3)金沢駅からバスで兼六園下(石川門向い)から徒歩で1分 
            休業:無休
兼六園周辺の観光スポット
金沢城跡
石川県金沢市丸の内の兼六園となりにある「金沢城」。
江戸時代には前田氏の居城でしたが、明治期に軍の施設が置かれ、一部の建物以外は撤去されました。
            1996年に石川県が国から金沢城址を取得して、公園として整備するとともに復元工事が行われ、現在に至ります。
            

金沢城公園
住所:〒920-0937 金沢市丸の内1番1号
お問合せ:076-234-3800
アクセス:【電車】JR北陸本線・金沢駅から北鉄バスで約15分
            「兼六園下」下車、徒歩約5分
