 
       栗林公園(りつりんこうえん)は国の特別名勝に指定されている文化財庭園の中で、最大の広さを持っています。
          緑深い紫雲山を背景に六つの池と十三の築山を巧みに配し、四百年近い歴史を誇る江戸初期の回遊式大名庭園として
          すぐれた地割り、石組みを有し、木石の雅趣に富んでいます。  
          
          
          
          
          
          
          池の周りを散策できるように造られた回遊式庭園内には6つの池と13の築山があります。
          その広さは約16.2ヘクタールと大名庭園の中では最大級です。
          
          コースの所要時間は、庭園を散策できる南庭回遊コースが約60分、北庭回遊コースが約40分です。
          
          また、無料のボランティアガイドさんと園内を散策する、約1時間のコースもあります。
          
 
      ヒマラヤ杉
          明治32年(1899年)に商工奨励館がててられた以降に植えられたもので、樹齢は110年以上。
          
          樹高約20m、幹廻りが5.2mもあり園内の樹木の中で最大の大きさです。
          
          
          
          
          
          
 
          
          鶴亀松(別名 百石松)
110個の石を組み合わせ亀を形どった岩組の背中に鶴が舞う姿をした黒松を配したもので、園内で最も美しい姿をした松です。
          
          
          
          
          
          
          
          
         
 
          
          
          
          
          ぼたん石と見返り獅子
          
          自然石で奥の石はぼたんの花、右手の石は獅子が振り返った姿に似ていることから、このように名付けられました。
          
          
          
          
          
          
          
 
          
          
          
          日暮亭
          江戸時代に「日暮亭」と称する茶屋があり、その後撤去された跡地に、明治31年ン(1898)、石州流の茶室として再建されたものです。
          
          
          
          
          
          
          
          
 
          
          
          
          
          
          桶樋滝
西湖の石壁を流れる子の滝は、藩主の観賞用としてつくられました。
紫雲山の中腹に置いた桶まで人力で水を汲み上げたことから桶樋滝という名がついたといわれています。
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
 
          
          
          
          睡竜潭と慈航嶼
西湖の南端にあたるこの池泉を「睡竜潭」といい、その中島を「慈航嶼」といいます。
          
          この中島には2つの橋が架けられており、手前の橋を「津筏梁」、奥の橋を「到岸梁」といいます。
津筏梁の両側にはカキズバタがあり、5月には可憐な花を咲かせます。
          
          
          
 
         
         
          
          人気の和船で南湖を一周
          北湖と南湖の境に和船が出ており、約30分かけて南湖を一周します。
          船からでないと近づけないスポットや見られない眺めもあり、旅の記念にもぜひ乗っておくことをおすすめします。 
          
          南湖周遊和船
          運航時間 9:00〜16:30 
          料金 大人610円 小・中学生300円
          
          
 
          
         
          
          
          
恋ツツジ
目の前の島(杜鵑嶼(とけんしょう))にあるハートの形をしたツツジは、剪定作業で偶然できたものです。
カップルや結婚式の前写しの背景などして、人気の撮影スポットとなっています。
          
          
          
          
 
          
         
          
          
          
舟蔵跡
藩政時代、歴代藩主は舟遊びをされたときの舟を係留していた場所で東隈と呼ばれています。
          
          
          
          
          
          
 
          
         
          
香川のお土産が揃う「かがわ物産館 栗林庵」
          
          公園近くには、うどんのお店も
          栗林公園がある高松市は、讃岐うどんの本場。
          
          市内には、おいしいと定評のある「竹清」「誠うどん」など、本場の名店が軒を連ねています。
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
 
          一日いても飽きない魅力がある栗林公園。
          広大な敷地の中に配置された池や築山を散策しながら、庭園の歴史に思いを馳せたり、庭木や花を眺めたり、季節の移ろいを楽しめます。
          また、お食事処で季節の味楽しむことができ、商工奨励館や讃岐民芸館で伝統工芸で体験学習も。
          
栗林公園
          住所 香川県高松市栗林町1-20-16
          開園時間 日の出から日没まで(月毎に異なる)
アクセス
           JR栗林公園北口から徒歩で約3分
           ことでん栗林公園駅から徒歩で約10分
           栗林公園前バス停から徒歩で約1分
料金
          大人410円、小中学生170円
