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          以前はこの周辺が海であり、弁財天を祀った島であったことから弁天島と呼ばれていました。
          田園地帯の真ん中にポツンとそびえ、地域のシンボルとして、山開きやライトアップ、登頂証明書の発行など様々なイベントを行っており、多くの人が訪れています。
           
     
          
弁天山を登る道は1ルートだけです。
          
          鳥居をくぐり、坂道と階段を登っていきます。
          ゆっくり歩いて登っても、ものの数十秒で頂上に到着します。
          
 
     
          頂上では弁天様への参拝ができます。
          
          弁天山の麓には、地元の野菜や果物などの農作物を販売している『弁天市』があり、ここで弁天山の登頂証明書を発行してもらえます。
          
          
          
          
          
          
          
昔、この辺一帯は海で、弁天山は小さな島だったと言われています。
室町時代に海の水が引き、湿地帯となった弁天山周辺は水田としての開発が行われてきました。
          そのため、弁天山に祀られているのは海の守り神である「市杵島姫命」です。
          住民からは古くから「弁天様」と呼ばれ、親しまれてきました。
 
               
          弁天山(べんてんやま)
          所在地:徳島県徳島市方上町弁財天8
          交通アクセス:徳島市営バス渋野行き「方上小学校前」下車徒歩約5分
          弁天市の営業:水・土・日曜の8:00〜15:00
